分 類
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1本当たりの金額 |
製造法
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保存方法
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主な生産国
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代表的なブランド
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備考
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ミニシガー(シガリロ) | \30〜\140 | 機械巻き | 常温・常湿 | デンマーク、オランダ、フランス、キューバ | パンター、カフェクリーム、オーロ、コイーバ | たばことほぼ同じサイズ、短時間で楽しめ、煙の量も少ない。普通、ライト、甘みを加味した物3タイプある。 |
ドライシガー | \100〜\500 | 機械巻き | 常温・常湿 | アメリカ、オランダ、ドイツ | キングエドワード、フィリーズ、スイッチャー | 保管が楽なので初心者でも気軽に楽しめる。甘みを加味したり、既に吸い口がカット済み商品も多い。吸い込みも楽。 |
プレミアムシガー | \500〜\7000 | 一部手巻き〜総手巻き | 要・湿・温度管理 | キューバ、ドミニカ、ホンジュラス | コイーバ、モンテクリスト、ダビドフ、ジーノ | 葉巻の王道。添加物を一切使わず、吸い終わった後に素晴らしい余韻が残る。湿度管理が難しい。吸い口をカットする必要がある。 |
◆図A・ラッパー(上巻葉・外巻葉)◆
外観、葉型、弾力、香味及び燃焼などの各条件を満たすために選択された
葉を用い、シガーの味付けを殆ど決めてしまうと言われます。熟成してく
るとその油分により、一層シガーの香りを引き立てます。上質な物程表面
が滑らかで、葉脈が浮きだっているものは一度乾燥してしまっている可能
性があります。またひどい場合は黄変しているものもあり注意が必要です
湿度管理しているプレミアムシガーには、表面に白いカビが生えているも
のがたまにありますがチーズの白カビ同様全く問題はありません。丁寧に
ティシュ等でふき取って吸って下さい。一番いい葉を使うのでラッパーを
みれば、そのシガーのクオリティや保存状態がおおよそ判断できます。
◆図B・バインダー(中巻葉)◆
フィラーを巻き込み葉巻の原型を成す部分。弾力に富み、香喫味のすぐれ
た葉を用います。安価な葉巻には紙とたばこを混ぜたシートを使ったものが
あり、シート・シガーと呼び100%TOBACCOの品と区別されています。
◆図C・フィラー(てん充葉)◆
芯の部分で、葉巻の風味と香りを形成する最も重要な部分。吸い終わった
シガーをばらしてみると葉を何枚か重ねて巻いてあるものと小さな葉片を
巻いてあるものとがあり、前者はロングフィラーと呼ばれ手巻きのものは
すべてロングフィラーであり、後者はショートフィラーで機械巻きです。
葉巻のクオリティを語る上で手巻きのものであるか、機械巻き
のものかで一線を引ける程、違いがあります。
【シガーの主な原料葉】
葉の種類 | 上巻葉 | 中巻葉 | てん充葉 | ||
ハバナ葉 | 格調高く重厚な芳香と華麗でまろやかな味わい |
○
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○
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○
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マニラ葉 | 甘く広がる濃い芳香、コクとうまみがある。 |
○
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○
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スマトラ葉 | 軽い味わい、ソフトでまろやかな芳香です。 |
○
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ジャワ葉 | 甘く広がると芳香ソフトで うまみがある味わい。 |
○
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○
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シガーのサイズは規格によりさだめられており、このサイズ名がそのまま
商品名となる場合が多いようです。よく葉巻は、太くて、長い物程いいと
いわれますが、実際、太く長い物の方が、フィラーの量やブレンドの可能
性、上質葉の希少性から、当然そのクオリティは高いものとなっています。
色々吸って行くうちに自分の好みのサイズが決まってきます。またTPOに
合わせて、サイズを選択して下さい。吸える時間より長いサイズは、絶対
に選ばない事です。時間がたってから再着火すると味が落ちますのでお奨
めできません。
名 称
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長さ
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太さ
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太さ |
ダブル・コロナ | 194mm | 19.45mm | 特別な時に楽しむサイズ |
グラン・パナテラ | 192mm | 15.08mm | |
チャーチル | 178mm | 18.65mm | チャーチルファンも多い |
ロンズデール | 165mm | 16.67mm | モンテクリストNO1が有名 |
パナテラ | 152mm | 15.08mm | 初心者には難しいサイズ |
グラン・コロナ | 143mm | 18.26mm | |
コロナ | 142mm | 16.67mm | 人気があり出番が多いサイズ |
プチ・コロナ | 129mm | 16.67mm | 初心者に最もお勧めしたいサイズです |
ロブスト | 124mm | 19.84mm | 日本人に人気のサイズ |